連結財務諸表(連結決算書)とは、親会社や子会社を全部ひっくるめて集約したグループ全体の財務諸表です。
世の中の多くの会社は、一社単独ではなく、親会社や子会社などとグループ一体となってビジネスをしています。
連結財務諸表を読み解くことで、企業グループ全体の経営状況を把握することができます。
連結財務諸表は、いまや開示の中心です。
企業業績に関する新聞記事や経済ニュースというのは、そのほとんどが連結財務諸表が元ネタです。
上場企業の8割以上が連結財務諸表を作成し公表しているため、世の中に出回っている財務諸表の大半は連結財務諸表です。
したがって、連結財務諸表の読み方を知らずして、世の中の経済状況を把握することなどできません。
しかし、連結財務諸表には、個別財務諸表にはない、独特の勘定科目が多数あります。
さらに、連結財務諸表の作成プロセスも結構複雑です。
おそらく、連結会計に関する書籍を読んでも、理解するのは難しく、そして、膨大な時間がかかります。
会計専門職以外の方が、そのような書籍で学習するのは、あまり得策ではありません。
なぜかというと、それら書籍のほとんどが連結決算を行う経理部門のためのものだからです。
でも、安心してください!
このコースは、連結財務諸表(連結決算書)の読み手のためのコースです。
経理部という作り手のためのコースではありません。
おそらく、このような切り口の教材は今までなかったと思います。
このコースでは、連結特有の勘定科目の意味とか、
連結財務諸表はどんなプロセスを経て作られているのか、
他社を企業買収して子会社化したときに、連結ベースの売上や利益はどのように変化するか、
といった、かなり実践的な連結財務諸表(連結決算書)の読み方やその活用方法について解説します。
簿記の知識が一切なくても大丈夫です。
このコースを受講すれば、難解な連結財務諸表も、
有名企業の事例とわかりやすい図解で、スムーズに習得することができます。
ぜひこのコースを受講して、一歩先行く会計スキルを体得しましょう!