実際の業務でChatGPTを使用する際の注意点について(一読ください)
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職場で使用する場合は、職場内のChatGPT規則に従いVBAで自動化することについて承諾を得てください
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実行するファイルは必ずコピーしてから適応しましょう
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ChatGPT PlusのGPT-4環境を推奨しています
講座概要
この講座では、事務業務における簡単な自動化を目的としたExcel VBAの設計を、Chat GPTを用いて依頼するためのプロンプト作成方法について解説します。プログラミング初心者である社会人が、Excel VBAを学習し、2~6か月程度で自動化業務を実現できる内容を扱います。
Excel VBAを本格的に学ぶと、多くの業務を自動化できますが、学習の導入ハードルが高く、実務で即戦力となるまでに時間がかかるという問題がありました。しかし、Chat GPTをはじめとするジェネレーティブAIの登場により、簡単な実務レベルのコードでも、AIが人間よりも迅速に作業を行うことが可能になりました。本講座では、Chat GPTを活用したExcel VBAの利用方法について詳しく解説します。
講座構成
本講座は次の構成となっております。
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はじめに
ChatGPTとVBAに関する説明を行います -
Excel VBAの必要最低限知識
ChatGPTから生成されたコードの修正や本講座で活用するステートメント形式のプロンプト作成に
必要なレベルの知識を解説します -
ChatGPTのトラブルシューティング
ChatGPTでVBAのコードを生成する上でのトラブルシューティングを取りまとめています -
範囲選択
VBAでデータを操作するための3種類の選択範囲の活用方法について解説します。 -
ユーザインタフェース
ChatGPTはすべての処理をコード中で完結させてしまいます。
ユーザインタフェースとして3つのダイアログ機能について紹介します。
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プロパティ
VBAで操作できることはたくさんあります。セルの背景色・文字色・文字サイズなど
それらの活用方法と調べ方についても解説しています。
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条件分岐
事務業務のデータ分類で必ず出てくるのが条件分岐です。
条件分岐を活用して必要なデータを分類するためのプロンプトを作成しましょう
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配列
複数の値を使った作業を取り扱うのに便利な配列について解説。
配列の活用場面について座席表を使った例を紹介しています
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章末課題
実務レベルも発生する照会した各エクセルファイルを1つのエクセルファイルに集約する方法とプロンプトについて解説、集約ができればほとんどの照会業務の非効率な転記作業を削減できます
注意点
本講座は自然言語処理を行うChat GPTを用いてハンズオンを行います。Chat GPTは確率的なモデルで
同じプロンプトを渡しても異なる回答を示すことが多いです。そのため必ずしも本講座のような回答について再現性があることを保証するものではないことをご了承ください。